大黒柱

2017/4/8

今週は頑居堂で来週から始まる横須賀の新築工事の下準備をしています。

今日は大黒柱の加工です。KIMG1892

今回は欅(けやき)の8寸角を使います。


KIMG1894墨をつけて、加工していきます。1491643739458硬い木ですが先日長勝さんに目立てをしてもらったばかりの鋸のお陰でサクサク切れて作業がはかどります。KIMG1901今回使った道具達、頑張りました。KIMG1900完成しました。

来週からの新築工事、安全に気をつけて作業していきたいと思います。

 

 


左官砂

2017/4/7


こんにちは大工の浅利です。

いよいよ桜が満開を迎えているようですね!

 

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湯河原町の頑居堂に向かう途中にある桜の木です。

樹齢はどの位経つのかわかりませんが立派な桜の木で夜になるとライトアップされて毎年僕の楽しみになっています。

 

さて今回は左官砂について

左官砂とは川砂といい粒が大きいものは砂利、それをふるいかけた細かい砂が左官砂になります。

砂は左官作業にとってなくてなくてはならないものですね。例えばIMG_1148

セメントを混ぜたり

 

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土に混ぜたり

 

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または漆喰に混ぜたりなど壁の表情を幾重にも変化させてくれる大切な材料です。

楽居の各現場で使われる砂は湯河原町の建材屋さんから運ばれています。

 

これには理由があります。

砂は自然から採れるものでやはり産地により違いがあるそうです。

左官屋さんと一緒にお仕事をする機会も多いのですが

“いい砂だなー”

という言葉をよく聞きます。

やはり砂によって水分の含み方も違い、それにより材料の練り加減、そして左官屋さんが材料とコテをとおして手で感じる感触(塗り加減)も違い、仕上がりにも影響してきます。

 

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そういう理由からも湯河原町から砂を運んでいます。

ちなみにこの写真の砂は神奈川県足柄上郡の山北町で採掘されているそうです。

 

楽居では住まい手のためにつねに信頼できる材料を使っています。

 


大迫力の1/10模型

2017/4/6

こんにちは!

設計兼大工の松本です。

現在楽居では、デザインや価格の目安になるプランを計画中です。

住まい手がよりイメージがしやすいよう、軸組模型も製作しています。

その大きさ、なんと1/10スケール!高さ幅共に70cm以上あります。

大工の田中が仕事の合間を縫ってコツコツと仕上げています。

 

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大黒柱が中心にそびえたっており、かなり迫力があります。

この角度からだと本物かと見違えてしまうほどです。

 

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仕口まで再現することにより、より現物に近い状態で検討できます。

 

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これからも模型の製作過程をアップしていきますのでご期待下さい!


腰越の家 格子床

2017/4/5

こんにちは。先週上棟式をむかえた腰越の家。上棟式の日のは住まい手がストーブを用意してくれる程寒かったですが、今日はTシャツでもいけそうな陽気です^ ^

さて現場の方は順調に作業が進んでいます。

外部は防水、通気下地も終えてはやくもモルタル下地のラス板貼りに入っています。いいペースです!左官やさんの段取りもそろそろつけなければ?


内装作業も順調に進んでいます。2階の床板貼りも既に三分の二ほど貼り終えています。床材は杉を使用。国産材、奈良は吉野産になります。足の裏に伝わる柔らかさがなんとも気持ち良いです。


そして腰越の家、特別な仕様のひとつの格子の床が施工されました。

採光と空気の循環を狙った仕様になっています。またロフトの床や壁も格子状のものになる予定です。美しい仕上がりです。

住まい手の好みを考えながら、大工たちが知恵を出し合い形にしていきます。

まだまだ先はながいですが安全第一、気持ちを込めて作業は進みますm(_ _)m

t.nagashima


腰越の家 外壁工事

2017/4/4

こんにちは!

大工の井上です!

春を目一杯感じられる良いお天気ですね。

先日上棟した腰越の家では電気屋さん、水道屋さんが内部の作業をしております。

大工は外壁作業をしております。

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外部ノボパンのジョイント、構造材の接点に気密テープを貼ります。
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釘の頭もコーキング処理をし穴を全てふさぎ、気密をとっていきます。

その後、透湿防水シートを貼り、通気胴縁をやるのですが、楽居では透湿防水シートを旭化成ビクトロンを使っています。これは数ある透湿防水シートの中で、透湿性、防水性、耐久性など総合して一番良い透湿防水シートです。

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通気胴縁を打つまえに粘着力のある、両面ブチルテープを貼ります。

この後の作業で釘やビスを打っていきます。釘やビスで穴になる部分をこのブチルテープで少しでも隙間が緩和され防水性を高める為の作業になります。

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通気胴縁を打ったあとにもう一度ブチルテープを貼ります。

結露を防ぐ為の通気

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壁と屋根の通気を通すために屋根にも穴を開けて流れをつくります。

通気と気密

非常に大事で神経をつかってチェックしながら作業を進めて参ります。

住まい手に感動してもらう住まいへ!

今日も安全第一で作業していきます!