逗子の家仕上げ

2017/2/28

こんにちは!

大工の井上です!

良いお天気が続いてますが、まだ寒いですね。風邪が流行っております。みなさんお気をつけてください。

さて逗子の家では、木工事の仕上げを迎えております。

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楽居の家では竹小舞に土を塗る土壁を良く扱いますが、プラスターボードも張ります。

プラスターボードも平均1棟で200枚張り、

ビスは18,000本くらい打ちます。

このボード下地を基準に、漆喰、クロス、タイル、で仕上げる大事な仕事です。

僕たちは左官屋さん、クロス屋さん、タイル屋さんが入る前にボードの汚れを拭き、ビスが出ていないか全てチェックします。

これも僕たちの後に入る職人さんが、気持ちよく丁寧に仕事をして住まい手に良い物をご提供したいと思う事からです。

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下地で見えなくなるからこそ、大事だと思います。

現場を綺麗にする事も当然。

みんなが仕事しやすい環境、住まい手が安心できる現場を心掛けていきます。


戸塚の家 お引渡(続き)

2017/2/27

「戸塚の家 お引渡」の続編です!

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ダイニングキッチンから2階へ。

IMG_8329階段をのぼった、その先にあるのは洗面台。
主寝室と子ども部屋は2階にあるため、メインとなる1階の洗面室に加え、これくらいゆったりとした洗面スペースがあると、大人数のご家族の身支度にもよさそうですね。

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落ち着きのある主寝室。
いずれ間仕切りを設けることで、もう一室個室をとれるように、扉を二つつけています。

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建具のガラスは、「からたち」というレトロなデザインガラス。
縦横に入った桟のデザインについても、複数パターンの中から吟味していただいて、製作しました。

IMG_8305ダイナミックに一枚板を用いた書斎。
壁紙やウッドブラインドのシックな色味が効いています。

IMG_8316ウォークインクローゼット。
無垢材で製作した枕棚とハンガーラック以外は、オープンなつくりなので、使い方は自由自在です。

IMG_8342 シンプルかつシックな2階トイレ。

IMG_8299そして、2階のホールからロフトへ続く階段。
天窓からの光が、階段越しに、1階のダイニングキッチンまで届きます。

IMG_8283広々としたロフトは、将来お子さんの秘密基地になりそうな予感。
天窓のおかげで、照明をつけなくても、日中は十分明るい印象ですね。

こうして、住まい手ご家族のたくさんの思いとこだわりがつまった家が完成しました。
これから、外構・お庭、インテリアを含めて、どんな住まいになっていくのか、またどんなライフスタイルを送っていかれるのか、家づくりに携わった一員として、心から楽しみにしています。
そして、日々のメンテナンスを始め、今後とも末永いお付き合いをお願いしたいと思います。

m.miura


祝。地鎮祭と、祝。お引き渡し

2017/2/26

こんにちは。

2月の最終日曜日となりました。

今週(先週)は、地鎮祭、引き渡しが続き、大変おめでたい一週間でした。

 

まずは、横須賀 若宮台の家

一年半の構想期間を経て、ついに地鎮祭が執り行われました。

あの春の嵐の日です。

 

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雨がぱらついたり、曇ったり、晴れたりとめまぐるしく変化する天候の中、

いよいよ竹が飛んで行くのではないかと、これまでにないどきどきのお式でした。

このご家族にとっては、節目の日にはいつも雨が降るそうで、

この日も例に漏れず、記憶に残る節目の1日になったのではと思います。

 

***

 

続いては、鎌倉 腰越の家

こちらもお付き合いは長く、最初にお会いしたのは2年以上前!

その間に、新しい命が誕生し、計画再開、いよいよ地鎮祭の運びとなりました。

 

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敷地内では梅の花が咲きはじめています。

奥様の思い出の木ですが、

新しくつくる擁壁に干渉してしまうため、このまま残しておく事ができなくなり、

さようならをする事となりました。

とはいえ、ただ伐採するのではなく、どんな形になるかは分かりませんが、

家のどこかに使ってあげられるように、工房で保管することとなりました。

残念ではありますが、次の形が楽しみです。

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***

 

最後に、これまでブログで紹介してきた戸塚の家。

流しそうめんをした上棟式から、約半年。

昨日、無事予定通りにお引き渡しを迎えました。

 

奥様の実家の建て替え、そして、ご両親との同居ということもあり、

計画当初はみなさんそれぞれの想いや意見があり、なかなか話をまとめることが出来ず、

新築計画そのものがストップし、

もう出来ないのかも、、と私自身諦めそうになるほど難航した家でした。

 

それでも、いざ、計画再開となると、あれよあれよと話しは進み、上棟、

そしてあっという間の完成です。

もちろん、その間にご家族の間ではいろいろな調整がされてきたのだと思います。

昨日のお引き渡しの中で、最も印象的だったのは、

ご家族みなさんが、お互いに感謝し合う姿でした。

 

家族とはいえ、他人同士が一緒に暮らすことでもあり、

家をつくるというのは、とても繊細で難しく、大変な事なんだと、

今回ひしひしと感じました。

 

喜んでいる姿を見て、諦めないでよかったなぁと胸がいっぱいになりました。

 

出来具合、みてくださいね。

 

双子屋根の外観。

これから植栽をしていきます。

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玄関。

一枚板の式台、ニッチ(壁を掘込んだ飾り棚)

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ダイニング

大判のタイルに、漆喰の壁

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オーク材をつかったオーダーキッチン

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ダイニングの奥にリビングがつづきます

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4面を障子でかこったリビング

床板はオーク。

奥には3帖の小上がりの畳スペースがあります

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ダイニングの中の階段

吹抜け上の天窓から、光がおちてきますIMG_8706

 

 

洗面室は、総桧貼り

お風呂も同じく桧の壁と天井

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モリスの壁紙をアクセントに貼ったトイレ

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楽居OBの中には、この鏡に見覚えのある方もいるかと思います。

西鎌倉の事務所時代に、事務所で使っていたものです。

すてきなおうちにお嫁にいきました。

 

 

2階へ。

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この続きは、また次回。おたのしみに。

 

 

地鎮祭とそしてお引き渡し、おめでとうございます。

 

はやさき


無垢の板

2017/2/25

こんにちは、今週はテーブル製作の依頼があり、それに取り掛かっていました。1487997610220ナラの板です。元は一枚の板でしたが、反りがでてしまったため二枚に割いて、反りを治し、接ぎ合わせたものです。これを綺麗に仕上げていきます。KIMG1666よ~く見ると木目が違う所が接合部です。上手くいきました。?最後にオイルを塗って完成です。KIMG1662一枚板もそうなんですが、無垢の木材はそれぞれの木々の性質、使われる環境によって反ったり、割れたり、捻れたり動きます。でも、もう一度削って平らにしたり割れた所を違う材料で埋めたりする事でまた違う表情を見せてくれたりします。そうやって手を掛けながら長く使う事の出来るのが木の魅力の1つだと僕は思います。


黒板ペイント

2017/2/24

こんにちは大工の浅利です。

まだ寒い日が続きますかどこか春らしさを感じられるようになりましたね。IMG_0838

湯河原幕山公園梅林では梅の花が見頃を迎えています。約4000本の梅が咲き誇っていて園内はほのかに梅の香りにつつまれているそうです。今7分咲きのようなので是非見てください

さて逗子の家は室内の木工事はほぼ終了し仕上げ作業に入ります。IMG_0834

外壁板張り作業も後少しですね。IMG_0829

さて、逗子の家では昨日より住まい手さんによる黒板ペイントのセルフビルドがスタートしました。IMG_0831

黒板ペイントの塗料はたくさんの種類がありますがその中でも今回はEcos オーガニックチョークボードペイントを使用しています。まず一番最初にプライマーという塗料の下地材を塗るのですが、このプライマーに驚きました!今までのプライマーからは想像もつかないほど、ツーーンとした匂いが無いのです。それどころか甘い香りがします。不思議な感じでした。

気になって、調べてみると世界で初めて、有害物質がゼロの100%無害というものだったのです。

塗料の独特な香りもないですし、食品や化粧品に使える成分のみで作られているということで、赤ちゃんやお子さんが誤って口に入れても無害!!なのだそうです。


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下塗り完成です。

これに塗料を重ね塗りしていきます。IMG_0837

大きな黒板ですね〜

男の子とお母さんで頑張って作業しているのですが塗料に付属されていたチョークを男の子が見つけて目を輝かせていたのが印象的でした。

仕上がりは次回で。楽しみですね!