長谷の家 坪庭リノベ

2022/12/29

以前リノベーションした長谷の古民家で、

坪庭のデッキが傷んでしまったので、

イメージをガラリとかえる工事を行いました。

 

長谷の家

https://rakkyo.co.jp/works/10975

 

坪庭 before

 

デッキに巨大盆栽を埋め込んだデザインから、

 

↓ ↓after ↓ ↓

 

 

 

 

モザイクの大理石とステップに石灰岩を使った土間に。

そして、巨大盆栽に変えて、信楽の巨大めだか鉢を据えています。

 

雨ざらしのデッキはどうしても傷みやすく、

5〜10年程度でメンテナンスが必要になってくるので、

(特に坪庭は、風が抜けにくく、傷みが早いのです)

今回は石の仕上げにすることにしました。

 

伺う度、めだか鉢には季節のお花が活けてあり、

すてきな暮らしぶりが見てとれます。

今回はお正月仕様。

 

 

和室も見せてもらいましたが、こちらも素晴らしい設えでした

 

 

 

それでは 良いお年を。


見頃です

2022/11/25

2022年も残りわずかとなりました。

七里ガ浜アンジューのナンキンハゼは、見事に色付いています。

毎朝落ち葉と白い実のお掃除に追われていますが、それもまた季節を感じる良い時間です。

 

空の青との対比がとても綺麗。

 

 

 

ありがたい事に、ただいま大小含めて設計・見積のご依頼を多数いただいております。

 

焦る気持ちを抑えつつ、一つずつ、こつこつ進めておりますので、

お待たせしている皆様にはご迷惑をおかけしますが、

ご理解頂ければ幸いです。

 

 


古民家リノベーション

2022/3/16

春が来ましたね。あっという間に3月も半ばです。

先日湯河原でおかめ桜の蕾の切り枝をみつけ(激安!)、家にお招きしたところ、

数日で小ぶりの可愛らしい花が咲きました。

 

 

濃いめのピンク

 

樹高があまり大きくならないそうで、住宅のお庭に植えるのも良さそうです。

ちょうど今、根府川でおかめ桜まつりが開催されているので、

気になる方は足を運んでみてください。

 

 

今回は、

昨年末に完成した古民家のリノベーション事例をご紹介します。

 

昭和35年に建築された築63年生で、その21年後、昭和56年に増改築されている平家のお家。

42年ぶりの大改修です。

 

 

外観ビフォー

 

アフター!

 

前回の改修で増築された部分を一部減築したことで、玄関周りが明るくなりました

格子の間隔を6cm、家が透けて見えるなんだか不思議なファサードです。

(ちなみに七里ヶ浜のコンセプトハウス アンジューの格子は3cm間隔です)

 

 

内部ビフォー

 

 

(解体中)

 

 

アフター!

天井の中に古い丸太梁が隠れていたので、一部を見せることにしました

 

可愛いRの開口部。

 

格子越しに光が差し込みます。いい感じ

 

和室もあります。

 

 

 

無垢板で造作したキッチンと洗面台。

 

洗面台の正面のタイル目地はこっそりブルーになっています。

 

 

 

 

 

 

 

住まい手が集めていたアンティークのステンドグラスを壁に仕込みました。

建具は、もともとこの家で使われていたものを、加工し直して再利用しています。

 

 

透けて見えた部分がこちらの半外デッキ

 

 

 

間取りはほぼ変えず、基礎や構造を補強して、

わずかに雨漏りしていて屋根も直しました。

 

木造の良いところは、大工と材料があれば、

ずっと使い続けられるところ。

 

さて、次の大改修はいつになるのでしょう。

 

 

以上、極楽寺の古民家リノベーションのご紹介でした。

 

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3/18 施工事例 更新しました

2021/3/21

戸建およびマンションのリノベーション、施工事例を更新しました。

 

ぜひご覧ください


稲村ガ崎 リノベーション 完成

2020/7/12

 

少し前になりますが、4月を目前に桜が咲き始めた頃、

 

鎌倉稲村ヶ崎    戸建てリノベーションが完成しました。

 

山の上から海を望む、素晴らしいロケーションの物件です。

 

 

 

 

 

 

床材は、のこぎりで切り出したエッジをそのまま生かしたラフオーク

 

キッチン扉は床材と合わせてオークのラスティック、

 

天板には黒に近いグレーのモールテックスを採用しました。

 

既存の赤レンガの柱に合わせて、キッチン壁にも赤レンガを新規で入れました。

 

ルーバー天井で奥行きのある空間を強調しています。

 

 

 

 

 

 

薪ストーブはスキャンサーム シェーカー を導入しました。

 

スッキリとした他にはないデザインがスタイリッシュな空間にマッチしています。

 

 

新築時の70年代の有機的な要素を生かしたいと、

 

ストーブ下の床タイルはヘキサゴンタイルと木が融合するようなイメージで突き合わせました。

 

 

なかなか職人泣かせの作業となりましたが、手間をかけた甲斐ありインパクト大です。

 

 

 

各部屋の家具は大工が手加工でヴィンテージ風に仕上げました。

 

 

 

一部、既存を生かした仕上げ ( 赤レンガ柱など ) や  ラフな床、ヴィンテージ風家具のため、

 

 

住まい手のK様より

 

「新居だけれど、傷や汚れなどに気を遣わず、生活していてストレスがない!」

 

と以前の新建材のお住まいと比較して感想をいただきました。

 

 

 

既存の状態はこちら

 

 

 

建築当初の住まい手は工務店を経営されていた方とだけあって、各所に粋なこだわりがみられ、

 

和と昭和モダンが融合したポテンシャルの高い物件でした。

 

 

 

工事では一度、スケルトンにしています。

 

 

 

 

 

山の上という立地やボリュームの大きさが相俟って、根気のいる現場でしたが、

 

住まい手の人柄とロケーションに救われ、大変な中でも楽しい現場でした。

 

 

 

 

 

延べ床面積50坪以上の贅沢な平屋リノベーション、次回  造作風呂につづきます…

 

 

 

屋根:銅葺屋根(既存)

 

外壁:杉板貼り

 

室内床:杉板・タイル・オーク(ラフ仕上げ)

 

室内壁:漆喰・珪藻土・クロス

 

 

近藤