建築探訪3

2017/3/4

こんにちは、先日寒川まで行った帰りに久しぶりにちょっと寄ってみました。KIMG1648今回八方徐で有名?な寒川神社。

近場にある神社の中でも好きな造りの1つです。KIMG1650本殿。まだ20年くらいしか経ってないので綺麗なのも去ることながら、屋根の勾配と反り具合、建物の全体的なバランスがいい感じです。KIMG1652神門もまだ新しいので綺麗です。

神社仏閣、古民家等の建物は収まりや材料の使い方、見た目全体のバランス、経年変化等学ぶ所が沢山あり勉強になり面白い。寒川神社の建物はまだ新しいものばかり、これからどのように変化していくのか、今度来るときはどんな発見があるのか楽しみです。

 

 


家づくり

2017/3/3

こんにちは大工の浅利です。

今日は16℃位まで気温が上がり暖かくなりそうですね。

いよいよ春ですね!

逗子の家では来週からクロス作業、左官作業などの仕上げ作業にバトンタッチです。IMG_0851

 

仕上げ作業に入る前に今日はみんなで作業の合間をみて掃除です。IMG_0816

これから仕上げる壁も綺麗にホコリを拭きます。IMG_0826

梁の上も綺麗に掃除します。IMG_0815

もちろん床も掃除機かけをして準備が整いました。

 

さて前回このブログで書いた住まい手さんによる黒板塗装のセルフビルドですが昨日完成しました。IMG_0849

下塗りから数えると全部で7回の工程があり慣れない作業で大変でしたがIMG_0853

 

美しいですね!

綺麗に仕上がりました。

 

住まい手さんと一緒に現場で作業をして休憩の時間にお茶を飲みながらいろんなお話しをするのはとても貴重な時間でした。

やはり家づくりは機械ではなく人の手で作り上げていくものですから特に住まい手は現場でどういう人が実際作業をし家づくりが行われていくか気にされる方が多いと思います。IMG_0398

楽居では常に住まい手目線でお仕事を進める事を大事にしています。

当たり前の事かも知れませんがいつも現場が綺麗に掃除され道具が整理整頓されているのも住まい手目線を大事にしているからですね。

大工さんなど職人は怖くて無口なイメージをお持ちの方も多いと思いますが楽居の現場では親しみやすい人ばかりですので時間がある限り現場に足を運んで頂き実際に家づくりを見て頂ければと思います。


 


お引渡し前のお掃除

2017/3/2

こんにちは!大工兼設計の松本です!

 

今回は、先日無事お引き渡しが終わりました戸塚の現場です。

実は戸塚の現場は、僕が楽居に来てから初めて携わったお家です。

初めて来たときにはまだ外壁の左官が終わっていなかったり、

室内では漆喰仕上げも終わっていなくて、下地の状態でした。

 

そこから3ヵ月程度。あれよあれよという間にお引渡しまで行きました。

僕は事務所での業務もあり、毎日現場にはでていなかったので、

尚更その早さに驚きました。

 

住まい手のご家族はまだかなまだかなと、僕より遅く感じたのでしょうか。

それともあっという間だったのでしょうか。

時間の感じ方が変わるのはなぜなのかといつも疑問に思っています。

 

さて、話が変わりますが、お引渡し前には徹底した掃除が行われます。

クリーニング屋さんも入りますが、風などですぐに汚れてしまうので

お引渡しぎりぎりまで掃除をします。

 

僕の担当は窓です。

掃除が甘いとカメラのピントがガラスについているよごれに行ってしまいます!

 

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細かいよごれも拭き残しの無いよう、しっかり拭きます。

 

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無事ガラスにピントが行くことなくおしゃれなキッチンを写すことが出来ました!

このアイランドキッチン…かなりいいですね!

僕は自分の家を将来建てるとしたら、

アイランドキッチン、ホームシアターは必ずつけたいと思っています。


土壁

2017/3/1

こんにちは。今日は土壁について少しご紹介します。

楽居では自然素材を活かした家づくりを展開しておりますが、土壁もその内の代表的な素材です。

土壁のメリットとしては、蓄熱効果、調湿、遮音効果、また有害分質などを抑える効果も期待できます。(詳しくはホームページをご覧くださいm(_ _)m)

土壁の効果もさることながら、その仕上がりの質感や風合いも良いものです。

荒壁で一発仕上げの仕様

あえて荒々しく、ヒビ割れの表情も自然の造形として現れます。


中塗り仕上げ

荒壁の上から、土に砂、ワラスサを混ぜ込んでしあげます。ヒビ割れも軽減され、落ち着いた雰囲気が空間に味を醸し出します。



砂漆喰仕上げ

砂と漆喰を混ぜ仕上げます。鏝の押さえ方によりビシッと面を出した仕上がりから、あえて鏝むらをだし表情を作り出すこともできます。またアルカリ性の漆喰はカビの繁殖を抑える働きもあるといわれています。


このように日本の伝統的な土壁ですが、照明や、インテリアによって沢山の表情をみせてくれます。可能性の広がる素材といえますね。

只今進行中の逗子の家でも、住まい手による土壁のセルフビルドが行われました。徐々に乾燥し始め、よい風合いがでてきました。ご家族の思い出と素敵な空間を作ってくれる事でしょう^ ^

それに土壁には人の心もあたたかくしてくれる効果もあるようです^ ^

t.nagashima


逗子の家仕上げ

2017/2/28

こんにちは!

大工の井上です!

良いお天気が続いてますが、まだ寒いですね。風邪が流行っております。みなさんお気をつけてください。

さて逗子の家では、木工事の仕上げを迎えております。

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楽居の家では竹小舞に土を塗る土壁を良く扱いますが、プラスターボードも張ります。

プラスターボードも平均1棟で200枚張り、

ビスは18,000本くらい打ちます。

このボード下地を基準に、漆喰、クロス、タイル、で仕上げる大事な仕事です。

僕たちは左官屋さん、クロス屋さん、タイル屋さんが入る前にボードの汚れを拭き、ビスが出ていないか全てチェックします。

これも僕たちの後に入る職人さんが、気持ちよく丁寧に仕事をして住まい手に良い物をご提供したいと思う事からです。

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下地で見えなくなるからこそ、大事だと思います。

現場を綺麗にする事も当然。

みんなが仕事しやすい環境、住まい手が安心できる現場を心掛けていきます。