無垢の板

2017/2/25

こんにちは、今週はテーブル製作の依頼があり、それに取り掛かっていました。1487997610220ナラの板です。元は一枚の板でしたが、反りがでてしまったため二枚に割いて、反りを治し、接ぎ合わせたものです。これを綺麗に仕上げていきます。KIMG1666よ~く見ると木目が違う所が接合部です。上手くいきました。?最後にオイルを塗って完成です。KIMG1662一枚板もそうなんですが、無垢の木材はそれぞれの木々の性質、使われる環境によって反ったり、割れたり、捻れたり動きます。でも、もう一度削って平らにしたり割れた所を違う材料で埋めたりする事でまた違う表情を見せてくれたりします。そうやって手を掛けながら長く使う事の出来るのが木の魅力の1つだと僕は思います。


黒板ペイント

2017/2/24

こんにちは大工の浅利です。

まだ寒い日が続きますかどこか春らしさを感じられるようになりましたね。IMG_0838

湯河原幕山公園梅林では梅の花が見頃を迎えています。約4000本の梅が咲き誇っていて園内はほのかに梅の香りにつつまれているそうです。今7分咲きのようなので是非見てください

さて逗子の家は室内の木工事はほぼ終了し仕上げ作業に入ります。IMG_0834

外壁板張り作業も後少しですね。IMG_0829

さて、逗子の家では昨日より住まい手さんによる黒板ペイントのセルフビルドがスタートしました。IMG_0831

黒板ペイントの塗料はたくさんの種類がありますがその中でも今回はEcos オーガニックチョークボードペイントを使用しています。まず一番最初にプライマーという塗料の下地材を塗るのですが、このプライマーに驚きました!今までのプライマーからは想像もつかないほど、ツーーンとした匂いが無いのです。それどころか甘い香りがします。不思議な感じでした。

気になって、調べてみると世界で初めて、有害物質がゼロの100%無害というものだったのです。

塗料の独特な香りもないですし、食品や化粧品に使える成分のみで作られているということで、赤ちゃんやお子さんが誤って口に入れても無害!!なのだそうです。


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下塗り完成です。

これに塗料を重ね塗りしていきます。IMG_0837

大きな黒板ですね〜

男の子とお母さんで頑張って作業しているのですが塗料に付属されていたチョークを男の子が見つけて目を輝かせていたのが印象的でした。

仕上がりは次回で。楽しみですね!

 


初めまして!

2017/2/23

初めまして。

楽居のブログを端から端まで読んでいる楽居マニアの方はお久しぶりです。

(12月後半に紹介されていますので、マニアを目指す方は探してみてください!)

 

 

 

新入社員の松本 宗士(マツモト シュウト)と申します。

 

 

 

僕は設計士兼大工として、現場とAn・Jourを日々行き来しながら、勉強の毎日です。

現場では、引き渡し間近となった戸塚の新築現場で掃除をしながら、大工の技術を必死に盗んでいます。

 

 

 

百聞は一見に如かず。

 

 

 

現場を体感することで、教科書を見ているより何倍もの経験と知識が得られています。

設計業務をしてても、ここ現場でやったところだ!と、イメージがしやすいです。

 

 

 

An・Jourでは主にダイニングで作業をしています。

 

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ちょっと疲れた時には、音楽を流し、キッチンのお菓子をつまみ食いしに行きます。

甘いものや音響機器が大好きな僕にとっては、正直かなり贅沢な仕事環境です。

 

 

 

私生活では、高級イヤホンや、スピーカーを収集したり、

ロードバイク、レザークラフトに手を出してみたりと、趣味を模索しています。

 

これからよろしくお願いします。

 

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自然素材

2017/2/22

こんにちは。先日春一番が吹いたようですが、まだまだ寒い日が続いてますね。。

さて楽居では自然素材を活かした”家”を建てていますが、あたたかな風合い、質感、生活のなかで馴染んいく様子がとても良いものです。

土壁、漆喰、珪藻土、国産木材など。。

中でも国産材を使った、框やカウンター、天板などは無垢材ならではの存在感や個性が目を引きますね。



これらは杉材です。


これらは檜材です。

同じ杉材、檜材でも赤身の色、年輪の刻み方、表情がまるで違いますね〜^^

これから住まい手と共に時を刻み、素敵なな”味”をだしてくれることでしょう^ ^

t.nagashima


土壁セルフビルド仕上げ

2017/2/21

こんにちは!

大工の井上です!

昨日の風は凄かったですね。被害がないことを祈ります。

前回住まい手が塗った土壁が乾き先日仕上げの中塗りをしました。

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とても良い感じに割れて乾きました。

この感じで仕上げられる住まい手もいらっしゃいます。

今回の息子君気合いが違います!

ダッシュ村の城島さんらしいです!


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中塗りは土に砂を混ぜて仕上げていきます。

楽居の土は岐阜県の多治見市の土を取りにいき仕様しております。

土壁の仕上がりは割れの入り方等、塗り方、環境により様々な表情を見せてくれます。

また時間がたち、まれに土の中の鉄分の量が多い事から「サビ」といわれる黒ずみも出てくる事もあります。サビはとても良い味で、風情が感じられます。

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綺麗に濡れました!

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最後に息子君の手形でフィニッシュ!

住まい手も自分で家造りに携われた事を喜ばれておりました(^-^)

この後土壁の表情を楽しみながら生活される事でしょうね?