祝。地鎮祭と、祝。お引き渡し
2017/2/26
こんにちは。
2月の最終日曜日となりました。
今週(先週)は、地鎮祭、引き渡しが続き、大変おめでたい一週間でした。
まずは、横須賀 若宮台の家
一年半の構想期間を経て、ついに地鎮祭が執り行われました。
あの春の嵐の日です。
雨がぱらついたり、曇ったり、晴れたりとめまぐるしく変化する天候の中、
いよいよ竹が飛んで行くのではないかと、これまでにないどきどきのお式でした。
このご家族にとっては、節目の日にはいつも雨が降るそうで、
この日も例に漏れず、記憶に残る節目の1日になったのではと思います。
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続いては、鎌倉 腰越の家
こちらもお付き合いは長く、最初にお会いしたのは2年以上前!
その間に、新しい命が誕生し、計画再開、いよいよ地鎮祭の運びとなりました。
敷地内では梅の花が咲きはじめています。
奥様の思い出の木ですが、
新しくつくる擁壁に干渉してしまうため、このまま残しておく事ができなくなり、
さようならをする事となりました。
とはいえ、ただ伐採するのではなく、どんな形になるかは分かりませんが、
家のどこかに使ってあげられるように、工房で保管することとなりました。
残念ではありますが、次の形が楽しみです。
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最後に、これまでブログで紹介してきた戸塚の家。
流しそうめんをした上棟式から、約半年。
昨日、無事予定通りにお引き渡しを迎えました。
奥様の実家の建て替え、そして、ご両親との同居ということもあり、
計画当初はみなさんそれぞれの想いや意見があり、なかなか話をまとめることが出来ず、
新築計画そのものがストップし、
もう出来ないのかも、、と私自身諦めそうになるほど難航した家でした。
それでも、いざ、計画再開となると、あれよあれよと話しは進み、上棟、
そしてあっという間の完成です。
もちろん、その間にご家族の間ではいろいろな調整がされてきたのだと思います。
昨日のお引き渡しの中で、最も印象的だったのは、
ご家族みなさんが、お互いに感謝し合う姿でした。
家族とはいえ、他人同士が一緒に暮らすことでもあり、
家をつくるというのは、とても繊細で難しく、大変な事なんだと、
今回ひしひしと感じました。
喜んでいる姿を見て、諦めないでよかったなぁと胸がいっぱいになりました。
出来具合、みてくださいね。
双子屋根の外観。
これから植栽をしていきます。
玄関。
一枚板の式台、ニッチ(壁を掘込んだ飾り棚)
ダイニング
大判のタイルに、漆喰の壁
オーク材をつかったオーダーキッチン
ダイニングの奥にリビングがつづきます
4面を障子でかこったリビング
床板はオーク。
奥には3帖の小上がりの畳スペースがあります
ダイニングの中の階段
洗面室は、総桧貼り
お風呂も同じく桧の壁と天井
モリスの壁紙をアクセントに貼ったトイレ
楽居OBの中には、この鏡に見覚えのある方もいるかと思います。
西鎌倉の事務所時代に、事務所で使っていたものです。
すてきなおうちにお嫁にいきました。
2階へ。
この続きは、また次回。おたのしみに。
地鎮祭とそしてお引き渡し、おめでとうございます。
はやさき
無垢の板
2017/2/25
こんにちは、今週はテーブル製作の依頼があり、それに取り掛かっていました。ナラの板です。元は一枚の板でしたが、反りがでてしまったため二枚に割いて、反りを治し、接ぎ合わせたものです。これを綺麗に仕上げていきます。よ~く見ると木目が違う所が接合部です。上手くいきました。?最後にオイルを塗って完成です。一枚板もそうなんですが、無垢の木材はそれぞれの木々の性質、使われる環境によって反ったり、割れたり、捻れたり動きます。でも、もう一度削って平らにしたり割れた所を違う材料で埋めたりする事でまた違う表情を見せてくれたりします。そうやって手を掛けながら長く使う事の出来るのが木の魅力の1つだと僕は思います。
黒板ペイント
2017/2/24
こんにちは大工の浅利です。
まだ寒い日が続きますかどこか春らしさを感じられるようになりましたね。
湯河原幕山公園梅林では梅の花が見頃を迎えています。約4000本の梅が咲き誇っていて園内はほのかに梅の香りにつつまれているそうです。今7分咲きのようなので是非見てください
さて逗子の家は室内の木工事はほぼ終了し仕上げ作業に入ります。
さて、逗子の家では昨日より住まい手さんによる黒板ペイントのセルフビルドがスタートしました。
黒板ペイントの塗料はたくさんの種類がありますがその中でも今回はEcos オーガニックチョークボードペイントを使用しています。まず一番最初にプライマーという塗料の下地材を塗るのですが、このプライマーに驚きました!今までのプライマーからは想像もつかないほど、ツーーンとした匂いが無いのです。それどころか甘い香りがします。不思議な感じでした。
気になって、調べてみると世界で初めて、有害物質がゼロの100%無害というものだったのです。
塗料の独特な香りもないですし、食品や化粧品に使える成分のみで作られているということで、赤ちゃんやお子さんが誤って口に入れても無害!!なのだそうです。
下塗り完成です。
大きな黒板ですね〜
男の子とお母さんで頑張って作業しているのですが塗料に付属されていたチョークを男の子が見つけて目を輝かせていたのが印象的でした。
仕上がりは次回で。楽しみですね!
初めまして!
2017/2/23
初めまして。
楽居のブログを端から端まで読んでいる楽居マニアの方はお久しぶりです。
(12月後半に紹介されていますので、マニアを目指す方は探してみてください!)
新入社員の松本 宗士(マツモト シュウト)と申します。
僕は設計士兼大工として、現場とAn・Jourを日々行き来しながら、勉強の毎日です。
現場では、引き渡し間近となった戸塚の新築現場で掃除をしながら、大工の技術を必死に盗んでいます。
百聞は一見に如かず。
現場を体感することで、教科書を見ているより何倍もの経験と知識が得られています。
設計業務をしてても、ここ現場でやったところだ!と、イメージがしやすいです。
An・Jourでは主にダイニングで作業をしています。
ちょっと疲れた時には、音楽を流し、キッチンのお菓子をつまみ食いしに行きます。
甘いものや音響機器が大好きな僕にとっては、正直かなり贅沢な仕事環境です。
私生活では、高級イヤホンや、スピーカーを収集したり、
ロードバイク、レザークラフトに手を出してみたりと、趣味を模索しています。
これからよろしくお願いします。
自然素材
2017/2/22
こんにちは。先日春一番が吹いたようですが、まだまだ寒い日が続いてますね。。
さて楽居では自然素材を活かした”家”を建てていますが、あたたかな風合い、質感、生活のなかで馴染んいく様子がとても良いものです。
土壁、漆喰、珪藻土、国産木材など。。
中でも国産材を使った、框やカウンター、天板などは無垢材ならではの存在感や個性が目を引きますね。
同じ杉材、檜材でも赤身の色、年輪の刻み方、表情がまるで違いますね〜^^
これから住まい手と共に時を刻み、素敵なな”味”をだしてくれることでしょう^ ^
t.nagashima