千鳥
2017/7/1
こんにちは。先週の隈研吾氏の講演でも取り上げられた伝統技術のご紹介。
切って繋げてはいません。それぞれ一本の木を組んでいるんです。 飛騨高山の組み木の玩具「千鳥」と言うそうです。分解してみるとこんな感じです。
この様な凄いんだけどあまり知られていない伝統技術を活かしたものづくりをして行きたいなと思います。
大工の技術
2017/6/30
こんばんわ
大工の浅利です。
来週から天気も良くなり暑くなりそうですね。
梅雨明けでしょうか?
さて横須賀の家では
作業が順調に続いています。
大工の矢口さんが板張りをしているのですが3メートルの板を約400枚という凄い量です。
矢口さんの張った板張りを見るとまさに柱や梁に吸い付くように隙間が無くくっついています。
写真のように上に梁、横に柱、下に巾木、全て化粧材の中に板を張っていくので、大工さん用語で” 逃げが効かない”とても難しい作業ですが矢口さんは淡々と、スピーディに仕上げていきます。
この押し切り丸ノコをつかい切断します。
このときに綺麗に仕上げるための秘密が隠されています。
少しわかりづらいのですが切り口が少し斜めになるように調整して切断しています。
目に見える板の表になる面をより隙間なくくっつける技術です。
こういう細かな技術により綺麗に仕上がっていきます。
夜のアン・ジュー
2017/6/29
こんばんは
きょうは夜のアンジューをご紹介します。
ちょっとうす暗いですが、とても雰囲気があります。
昼間のアンジューも良いですが、
夕方から暗くなる時間帯に見ていただくのもおすすめです。
はやさき
横須賀の家 外壁杉板貼り
2017/6/28
こんにちは。今日は雨が降ったり、やんだり。すっきりしないお天気ですね。。
昨日まではなんとかお天気ももってくれていたので、こちら横須賀の家では外部の杉板貼りが進んでいます。
二層目の防水紙、防水テープでしっかり施工した後に板の割付(建物の全長を板の幅で割り、均等に貼れるように計算します。)を行なっていきます。
板の貼り方は、”大和張り”。板と板を少し重ねて貼っていき、仕上がりは規則的な凹凸になります。日本の建築で見られる伝統的な貼り方で、板と板の間に空間もできるので、通気性にも優れます。
釘を一本一本、玄能で丁寧に打ち込んでいきます。釘の通りにも気をつけいきます。この時に下地にしっかりと釘が効いているか、感覚を確かめながら打ち込んでいきます。
使用する釘は銅釘。粘りがあり錆びにくく、時間とともに味のある色に変化。杉の板に非常に馴じみます。
このように楽居ではひとつひとつの仕事を丁寧に手間を惜しまずに施工することをいつも心がけておりますm(_ _)m
t.nagashima
腰越の家 仕上げ作業
2017/6/27
こんにちは!
大工の井上です!
今日は曇りで作業しやすいお天気です。明日は雨のようなので、外の作業を先行してます。
腰越の家では、2階の漆喰作業がもう少しで終わりそうです。漆喰をぬると湿気が高くなるので、左官屋さんも汗だくになって、頑張ってくれています。
タイルも張られてきました。
外ではウッドデッキが施工中です。
リビングの床が斜め張りなので、それに合わせてデッキの板も斜めに張っていきます。
床下を収納にするので、扉をつけたら完成です。
リビングの床とジョイントを一部合わせているので、
リビングの養生をはがされるのが、楽しみですね(^-^)