セルフビルド土塗り
2017/2/7
こんにちは!
大工の井上です!
今日は快晴で気持ちがよいです!
逗子の現場では先日住まい手によるセルフビルドで土塗りをしました。
まずは養生です!ここがやはり一番大事です。息子さんも頑張ってお手伝いしてます(^-^)
土をバケツに入れます。この作業がなかなか大変です。
水を入れて適度に柔らかくします。
いよいよ塗り始めます。
とても上手に塗れましたね!
乾いたあともう一度仕上げを塗ります。
住まい手も楽しみながらセルフビルド。
息子さんも良い思い出になったと思います!
この土壁と一緒に良い暮らしになると嬉しいです?
外構工事も進行中!
2017/2/6
戸塚の現場は、仕上げ工事の真っ最中。
建物内部の工事と並行して、外構やデッキなど、外周りの工事も始まっています。
運ばれてきたのは、門袖(玄関前の塀)の枠となる材料。
ポストや表札、インターホンなどを設ける機能的な塀であり、玄関前のちょっとした目隠しでもあり、ご家族やお客様が行き来する門周りの顔になる部分です。
今回は、コンクリートの塀(RC塀)ですが、枠材に一工夫して、表面に木目を出す仕上がりとなります。
基礎コンクリートを打った後、職人さんたちが真剣な面持ちで、墨出し中。
コンクリートを流し込むための枠を組む下準備をしています。
今から楽しみです。
m.miura
器具付けと本とはるみ
2017/2/5
こんにちは。ひさしぶりの雨模様。
今日は冷えますね。
戸塚の家では、お引き渡しに向けて器具の取付けがすすんでいます。
サイズ2700×1100の大きなオーダーキッチン
このあと真鍮の取手がつけられます。
造作の洗面台。
グルーグレーのタイルは、一部だけ模様のはいったものをつかってみました。
トイレには、モリスの壁紙をはりました。
ピスタチオ色の手洗いボウルがつけられます。
いよいよ、という感じがしてきます。
完成形がたのしみです。
話は変わり、先日こちらに行ってきました。
寒川で地ビールをつくっているモキチさん
ビール工房、パン屋さん、カフェ、レストラン、雑貨屋さんが集まっていて、
とてもすてきな空間です。
古本コーナーでたまたま見つけたこちらをかってきました。
勉強になります。
静岡の「はるみ」をいただきながら、読んでいます。
はやさき
目立て職人
2017/2/4
今日は鋸の紹介。替刃の鋸が主流になっていますが、ここぞという時には職人に目立てをしてもらった鋸が登場します。ちょっと変わった形の鋸。
目立てはいつも京都の目立て職人の長津勝一さん、通称「長勝」さんにお願いしています。 長勝さんの鋸を初めて使った時の衝撃は忘れません。本当にびっくりします。鋸を引くときの軽さも去ることながら、切った材料の切り口の綺麗さ今まで使った中でも一番素晴らしい!
良い道具に恥じないような物作りをしていきたいなと改めて思いました。
玄翁
2017/2/3
こんにちは大工の浅利です。
今日も寒いですが雲ひとつない快晴ですね〜
室内での造作材も次々と取り付けられています。
さて今日は現場の大工さんの腰袋の中に必ず入っているものを紹介したいと思います。
大工さんたちは玄翁(げんのう)と呼んでいます。
釘を打つ、鑿を叩く、鉋の刃を調整するなど現場では大工の手の延長となってなくてはならないものです。
玄翁は重さも様々種類があり大工たちは作業の用途により使い分けてます。
ちなみに玄翁の重さの表記は昔の尺貫法の表記の匁(もんめ)を使うことが多いです。上の写真の玄翁は80匁(約370g)です。
2枚の写真の玄翁の柄は自分で仕込んだものです。自分の手に合う様何度も削り直し仕上げました。
やはり綺麗な仕事をするためには自分の道具を大切にし、手入れを欠かさずする事でまた作業が何倍にも楽しくなります。
住まい手のためにいい仕事をするためにこれからも自分の道具を大切にしていくのだと思います。