横須賀の家・上棟式とお茶会

2017/4/23

こんにちは

GWが近づき、鎌倉は日に日に人が多くなってきています。海沿いも大渋滞。

 

今朝は半休をもらい、友人にお誘いしてもらったお茶会に行ってきました。

DSC_3605

 

鎌倉は浄妙寺に構える明王院。新緑が美しいです。

DSC_3602

DSC_3597

 

 

「手鞠」

これも美しい。

DSC_3610

肝心のお抹茶を取り忘れていましたが、久しぶりに頂くお茶に、

背筋がピンとするのでした。

 

 

さて、先日横須賀の家、上棟式が執り行われました。

IMG_9337

 

間口一杯に上屋と下屋が重なり、町家のような佇まい。

IMG_9318

いい感じです。

上屋は瓦、下屋は銅板葺きとなります。

 

柱や梁が見える真壁造りで、壁には土を塗ります。

天井の仕上がりは、こちら。

IMG_9323

 

木の量の多さに、みなさん驚いていました。

 

このご家族、節目の日はいつも雨だったと伺っていましたが、

この日の夜もやっぱり雨が降り、例にもれず、となりました。

 

 

はやさき

 

 

 


瓦屋根①

2017/4/22

こんにちは。

横須賀の新築工事、今週から屋根の仕上げが始まりました。KIMG1994前回の野地板の上に更に防水材を敷き、KIMG2001瓦桟(かわらざん)を打ち付けていきます。昔は土葺きで屋根に土をのせて瓦を固定していましたが今は瓦桟に瓦を引っ掛けて釘で固定する工法が主流になっています。KIMG2049全ての瓦が乗り、一枚一枚丁寧に取り付け、仕上がっていきます。

天気次第ですが順調にいけば来週には仕上がった瓦屋根が見られるでしょう。楽しみです。


AKITA続き

2017/4/21

こんにちは大工の浅利です。

 

4月も半ばを過ぎ景色のなかに緑がとても多くなりましたね。

IMG_1241

 

IMG_1251

 

湯河原の頑居堂では赤や黄色のチューリップがきれいに咲いています。

 

さて先日は湯河原吉浜海岸にある店舗  AKITA  でカウンターのワックスがけでした。

IMG_1246

 

今回はこのBRIWAXを使用します。

蜜蝋を主体としたオイル系ワックスです。

これを一枚板にまんべんなくすり込んでいきます。IMG_1244

 

そして少し時間を置いて拭き取っていきます。IMG_1243

 

この乾拭きが大事で少し汗をかくぐらい何回も乾拭きしていきます。IMG_1242

 

乾拭きするほど艶が出てきます。

何年も使い込んんだような見事なビンテージ感です。

 

IMG_1247

 

AKITAではコヒーや紅茶も販売される予定です。IMG_1248IMG_1249

 

ドリップマシンなども設置されました。

 

IMG_1252

 

店内は楽居テイストをふんだんに盛り込んだつくりになっています。

只今準備中ですのでもうしばらくお待ちください?

 


経年変化の魅力

2017/4/20

こんにちは!
設計兼大工の松本です。

 

今回は私事ですが、

楽居に入社した際、ブライドルレザーの名刺入れを購入しました。

 

DSC_5298

 

本革は、エイジングといい、

使用していくうちにツヤが出たり、色が変化していく特性があります。

傷や痛みも含め、世界に一つしかない自分だけの物にしていくのが革の醍醐味です。

 

自然素材ならではの経年変化は、家づくりにも共通した魅力です。

土壁では割れの入り方、サビ、無垢材では、色に深みが出てきたりと、

素材ならではのいい風合いを出します。

 

img_3760-1.jpg

 

経年変化を楽しめるような素材を使用すると、落ち着く雰囲気になり、

飽きの来ない味のある住まいに変わっていきます。

 

人生を共にする住まいですから、少しずつ変わっていく表情を楽しんでいだける住まいにできたらと思います。

 


古民家改修工事

2017/4/19

こんにちは。昨日、今日と夏を感じさせる陽気になりました。今日は蚊の姿を見つけてしまいました。。はやいですよね。

さて只今楽居では腰越の家新築工事、横須賀の家新築工事、鎌倉では古民家の改修工事がはじまりました。

今回は不具合のある箇所、設備周りなどを既存のものを最大限活かした工事になります。

本日は庇の屋根板金の葺き替えに伴う解体及び下地づくりの作業を進めています。


桧丸太の垂木を使った腕木庇。長い年月で下がってしまった腕木(柱から横につきだしている材)をジャッキで上げて所定の位置にもどし、下がらないようにしていきます。後ほどしっかり補強します。


既存外壁は土壁と漆喰です。長いこと雨風に耐えてきた漆喰壁ですが、箇所により痛んで浮いてる所もあります。屋根に絡むようなので、必要に応じて丁寧に取り除きます。


こうして一つずつ確認しながら作業を進めていきますが、住まい手が安心できるよう作業の工程や現状の報告をしっかりできるよう、記録していくことも現場の大事な仕事ですね。


住まい手のニーズに応えられるよう、最大限既存のものを傷めずにまた最良な方法を導きだし作業を進めるため、大工や下職さんの知恵を出し合います!


明日には板金屋さんとともに現状を確認しながら作業を進めていきます。m(_ _)m

t.nagashima