焼杉

2017/4/28

こんにちは大工の浅利です。

 

日々暖かさが増して、海水温も確実に上昇しています。

 

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真冬は閑散としていた湯河原吉浜も波がいいときは、朝早くからサーファーで賑わっています。

これから夏に向けてますます賑やかになってきますね!

 

さて先週の頑居堂での作業風景です。

 

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木の表面をバーナーで炙って焼杉加工をしています。

燃えてしまうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが木の表面だけが炭化しているのです。

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綺麗に焼き上がりました!(笑)

焼杉は表面を炭化させることにより殺菌作用と防腐効果があるそうです。

また焼き方により木目の出かたが変わり個性豊かな表情になるのが素敵ですね。

 


An・Jourの一日

2017/4/27

こんにちは!
設計兼大工の松本です。

段々と暖かくなり、庭先のコウモリランには

新芽がぴょこぴょこと顔を出すようになりました。

 

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最近ですが、An・Jourの庇の下に鳥が住み着くようになりました。
夜なると必ず梁の上で休んでいるので、毎日見に行っては癒されています。

 

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暗くて見えづらいと思うのですが、塀の上にかわいらしいシルエットが見えます!

胸のオレンジ色が特徴的なので恐らくイソヒヨドリという鳥かと思われます。

最初はフンが多く、迷惑に思っていたのですが、
そのかわいさに思わず、鳥小屋を制作しようかなどと話している次第です。

 

こういった日々の小さな出来事でも新たな発見や幸せになります。


瓦屋根②

2017/4/26

こんにちは。風が強いですね。明日に渡り荒れた天気になりそうです。みなさん注意してくださいね。。

さて、横須賀の家、瓦葺きも大詰めをむかえております。

楽居でも瓦葺きは久しくお目にしていませんでした。

なぜ瓦がよいのか!?まさに”和”といった美しい見え方もさることながら、耐久性、断熱性、遮音性に優れているといわれます。

現にお寺などに使用されている瓦のなかには1000年以上変わりなく使用されているものもあります。

一枚一枚の厚みに加え、重なり合う部分に隙間ができることにより、通気層の役割もあり熱を直接屋根に伝わりにくくします。

もともと土からできている瓦。ガルバニウムやトタンなどの屋根に比べ雨の音などを吸収します。

住まい手の自然素材への強い想いが詰まった家。

土台の下に敷く、基礎パッキンも御影石のものを使用。


内装壁も、土壁や板貼りの仕様となります。まさに自然素材の家。安心、安全、健康。そんな家づくりを目指します。

家のつくりや、素材選びは、人により千差万別です。十人十色好きなものや、ライフスタイルもちがいますね。

楽居では住まい手の、幸せな暮らしのために幅広い知識と、センス、技術を最大限発揮し住まい手の想いを形にしますm(_ _)m

t.nagashima


古民家 改修工事

2017/4/25

こんにちは!

大工の井上です!

気持ちの良い陽気で過ごしやすくなりましたね。

先週より鎌倉で古民家を改修しております。

傷んだ箇所をなおしていくのですが、解体をしながらどうやって造っているのだろう?

とか、こうやって納めているんだ!

など昔の大工の技術を学びながら、作業をしております。

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不規則のようでバランスの良い造り

かっこいいです。

見えないところでも手の込んだ継手だったり、何十年も経っているのにピタリとくっついている。

先人の大工達の職人魂が伝わってきます。

僕達も何十年後に良い仕事してるな!

と言われるような仕事を日々学びながら心掛けて作業していきます。

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「木」に寄り添う

2017/4/24


こんにちは 楽居の三浦です。

あんなに咲いていた桜もだんだんと新しい緑の葉をつけ

通勤時に見える山々もすがすがしく 春から夏の色に変わってきましたね。

さてさて、最近では都会でなくとも 道路が整備され女性の方がヒールで歩くのにも

歩きやすく、男性なら革靴で歩いていても汚れることなく歩きやすいですね。

以前住まい手さんと家づくりをしている際にこんな言葉を聞いた事を思い出します。

 

 

「最近 土踏んでないなぁ。」

 

確かに。。

 

 

都会で過ごしていると、職場と自宅の往復が日常でなかなか

土の上を歩くということは少なくなりましたね。時々その言葉を思い出し私も

 

「最近 土踏んでないなぁ」

 

と考えます。

人工的なものは、とても使い勝手を考えられて作られており素晴らしい

と思います。一つのものを作ろうと考えたときにどれほどの人たちが

どれほどの時間を考えて作ってきたものだろうと。

 

普段は、便利なものに囲まれて生活していても

やはり、休日には「自然」を満喫できる場所へ足を運びたくなるものです。

子供と一緒に山へ行き、でこぼこな道を歩いたり 海や川へ行きしょっぱい水や

せせらぎを聞く。

 

 

癒されますね。

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そうそう 私共は家づくりをしているのですが、「木」をたくさん使います。

一般的な家ですと それを特に感じられるのは上棟式などで構造が見えている時だけですが

楽居の家は、それ以降もとにかく「木」の存在が感じられる家が多いです。

 

まさしく「木」の家だと。

 

 

「休」という字は 「人」「木」と書きますね。

 

この漢字をみると人は、木に寄り添い体を癒すものと

人は、「あーーーー山行きたい!」とか

「あーーーー海行きたい!」とか

「あーーーー紅葉見たい!」とか

自然に触れたいという欲求が備わっているのだと

 

 

 

そんな生活の中で、自分の家で少しでも「木」に触れることができ

小さくてもいい!庭に畑があり野菜などを育てることができれば

特別な時の自然との触れ合いがもっと 日常でも。

 

なんてことを思います。

 

人は木に寄り添い 「休」。

 

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