改修工事④
2017/5/20
山北町の改修工事、大工工事も終わり左官屋さんの仕上げ作業が始まりました。先ずはカーボンコートで中塗りしていきます。
カーボンコートが乾いたら漆喰に藁すさを混ぜて仕上げていきます。つなぎ材のすさを混ぜることでヒビ割れを抑えてくれますし、漆喰だけの仕上げとは違ったいい味わいもあります。いい感じです。完成まであと少しです。
雨戸修理
2017/5/19
こんにちは大工の浅利です。
今日は外で仕事していると汗をかく位の陽気ですね。
この雨戸は約50年程前に造られたもので雨風があたる表面は削れているところはありますが、雨戸自体は傷んでいるところは無く、無垢の木材が持つ自然の力の凄さを改めて感じます。
ただ戸車(雨戸の下につける小さな車輪)が傷んでいたり、木の経年変化による反り、捻れにより両手で開閉しないと動かない状態でした。
雨戸を外してみると戸車が錆びてしまい車輪がまわらない状態でした。
戸車自体を新しいものと交換です。
鴨居が下がり扉と干渉して動きが悪くなっていたので微調整していきます。
カンナで削っていきます。
そして隙間なくしっかり閉まるか建てつけの確認です。
これは戸車の高さを調整して建てつけをあわせていきます。
片手で軽く押すだけでスムーズに動くようになりました!
この雨戸のように不具合が出たら手を加えてかげて、木の経年変化と上手く付き合っていくことが大切だと実感しました。
また木の経年変化を愉しむことができるのも自然素材ならではだと思いました。
古民家改修工事
2017/5/18
こんにちは。
大工兼設計の松本です。
昨日は少し肌寒く、まだまだ上着をしまえずにいます。
さて、鎌倉で行っていた古民家改修ですが、
先日クリーニングが入り、そろそろ鍵のお引渡しとなりそうです。
外壁の塗装途中ですが、趣が感じられる外観です。
平屋特有のどっしりとした構えに安心感を感じます。
脱衣室では無垢の床板を張り替え、洗面周りの取り換え、換気扇カバーの製作等を行いました。
古いからと言って全て取り壊しをするのではなく、少しずつメンテナンスをしながら良いものを残していく。
良い物を作り、長く愛用してもらえることは,作り手にとっても幸せなことです。
霧除け
2017/5/17
こんにちは、楽居の三浦です。
湯河原の工房 頑居堂では現在「霧除け」制作中。
「庇」とも言いますが、窓の上部や開口部の上部につける雨よけのことです。
今回の霧除けはこのような感じです・・・・
まだ、バラバラですね。腕木になる一つ一つもこのように手仕事で
作っていきます。屋根の勾配に合わせて加工してあるのでこのような形をしています。
今回は開口部に合わせて大小で7か所の霧除けを制作しています。
さて、霧除けは何のためにあるのか?
難しく考えなくともその名のように、小降りの雨を除けるものですね。
大雨や風が吹き込むような雨には威力を発揮することはできないかもしれませんが、小雨の日にも雨を気にすることなく、窓を開けて換気することができますね。雨の日にも気持ちよく窓を開けることができるのは
暮らしのストレスを少し解消してくれますね。
どんな、霧除けになるのか楽しみにしていてください。
仕上がり
2017/5/16
こんにちは。
いまいちスッキリしないお天気ですが、気温は過ごしやすい日になりましたね。五月も半ば、もうじき梅雨の時期になると思うと現場の仕事も優先すべき作業を考えてすすめていきます。
そんな中、昨日から始まった横須賀の家バルコニーFRP防水の作業も仕上がりました。
凹凸を綺麗にサンディングした後、トップコート(仕上げ塗膜材)を施工し完了です。綺麗に仕上がりました。
白系のゆず肌塗装。外壁から上げ裏、軒裏にかけて同じ仕上がりになります。およそ1300ミリでた軒裏に、存在感のある破風板ですが、スッキリとしたイメージに仕上がりました。
こうして梅雨になる前に急ピッチに作業を進めていきます。その他の物件も同じように先を見据え、作業やプランをたてていきます。常にチーム一丸となりスマートに進めていきたいものですね。m(_ _)m
t.nagashima