通し貫
2017/5/12
こんにちは大工の浅利です。
昨日今日と暑いですね〜
7月上旬並みの気温になっているそうです。
さて先月上棟した横須賀の家は
今は室内の下地を作る作業が行われています。
横須賀の家は通し貫工法が採用されています。
通し貫工法とは今ではあまりみられなくなった日本の伝統的木造軸組工法です。
このように柱に穴を掘り、その穴に貫を通していきます。
筋交いを使う工法を(剛工法)、通し貫を使う工法を(柔工法 )と言うそうです。
通し貫工法の特徴は地震などの揺れを柔らかく受け流すことが特徴のようです。
熟練の大工さんによる造作材の加工も進んでいます。
より良い家づくりになるよう丁寧な作業はまだまだ続きます。