長く大切に
2016/10/3
完成間際の逗子の現場より。
大半の照明器具が取り付けられ、床の養生等も上がって、全貌が見えてきました。
全体の様子が見えると、やはりいよいよ!という気持ちが高まります。
今回は、建具、家具、照明器具など、旧家から引き継いでお使いになられるものも多々あり、必要な箇所に手を加えつつ、いいものを長く、大切に使われる住まい手ご家族を見て、とても素敵だなと感じています。
この家も、ご家族に長く愛され、味わいを増していってくれるといいなと思います。
所変わって、こちら外部収納の扉です。
室内の床材として使用している栂材の残りを用いて、大工が製作したもので、引手をつければ完成の予定です。
こうして材料を無駄にせず、余すところなく使い切るというのも、自分たちの大切な仕事だと感じます。
そして、柔軟な対応を受け入れてくださる住まい手の皆さんにも感謝の気持ちです!
m.miura