本牧の家が完成しました
2021/3/19
先月、本牧の家が完成しました。
三渓園の近くで緑と猫が多く、のんびり静かな立地にあります。
外観
焼杉と漆喰の2色のコントラスト
中庭を囲むコの字プランで、内に開けたつくりとなっています。
玄関
古建具がお出迎えしてくれます。
壁は漆喰、床はヒノキの厚板を使っています。
トイレ
床と腰壁にヒノキを使っています。
手洗いは住まい手のこだわり、やちむんの器です。
書斎
杉の床に土壁です。
1階ではこの部屋だけ平家なので、屋根勾配が出せます。
土の落ち着いた色味も効いて、少し篭り感があり仕事が捗りそうな良い部屋です。
和室
目積畳に壁は聚楽、焼杉の網代天井の和室。
障子を開けて廊下を兼ねる内縁とひとつの間とする事で広々感じます。
雪見障子となっているため、中庭の植栽だけを切り取り、景色として楽しむ事もできます。
中庭は住まい手のこだわりで山野草を中心に庭づくりを行う造園家に依頼されます。
LDK
玄関付近は和の要素を出していたのに対し、LDKは少しカジュアルに北欧を意識しています。
窓辺やカウンターには北欧アンティークの置物が飾られる予定です。
キッチンには家具屋でオーダー製作した可動式の作業台。
天板と扉は木目の美しいオークです。
床コンセントで電源を取り電子レンジや炊飯器などの家電をセットできます。
この他、できるだけ生活感を出さないように、LDKは収納を多めにとっています。
次回、2階のご紹介に続きます。
屋根:ガルバリウム鋼板
外壁:杉板(焼杉)
室内床:桧・杉板
室内壁:土壁 漆喰 クロス
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4/20 追記
造園家に依頼された中庭はこのようになりました。
品がありつつ、自然な野山の雑木が再現されていて、
木漏れ日がとても心地よい空間に仕上がっていました。