続 稲村ガ崎の家 リノベーション
2020/11/14
この頃は寒さも少しずつ増し、そろそろ冬の気配を感じます。
先月、新築2軒がお引渡しとなり、ひと段落、秋の深まりも感じて
近くの山にショートトリップしてきました。
ひんやり心地いい風を受けながら森の中を歩き、動物と触れ合い、とても癒されました。
さて、稲村ガ崎の家 リノベーション 続編です。
前回のLDKに続き、残りの洗面所、浴室、トイレ、書斎をご紹介します。
洗面はキッチンと同じくモールテックスにオークの扉を合わせました。
落ち葉の溜まっていた裏庭にはデッキと板塀を設置し、盆栽をディスプレイします。
After
Before
洗面所の隣は浴室、造作風呂です。
洗剤や水のかかりやすい部分にはタイル、腰上に桧をはっています。
ちょっとしたお庭を臨めるお風呂であれば
調光できる照明で室内側の明かりを落とし、外をライトアップするのがおすすめです。
リラックスタイムを存分に演出できます。
ゲスト用のトイレ
Morrisの壁紙と一枚板をアクセントにした空間です
書斎には採光窓を取り、暗い廊下に光が入るようにしました。
隣接する寝室との間仕切りには2枚の回転扉を設置しています。
Before
After
玄関と廊下の壁は既存の繊維壁に珪藻土を上塗りしています。
(引き摺りヘッドカット仕上げ)
玄関は和風の設えとなっており、状態が良かったので、ほとんど既存を生かしています。
和風の玄関を入ると、奥には海外を思わせる空間が広がります。
家の主人が変わると、その人らしさが家に現れて、リノベーションの面白いところだなと感じます。
以上、稲村ガ崎の家 でした。
屋根:銅葺屋根(既存)
外壁:杉板貼り
室内床:杉板・タイル・オーク(ラフ仕上げ)
室内壁:漆喰・珪藻土・クロス・タイル
近藤