流木
2017/7/14
こんにちは大工の浅利です。
突然ですが、みなさん流木はご存知でしょうか?
そうです、よく砂浜に打ち上げられているのを目にした事があるとおもいます。
エアープランツに使ったり、インテリアにとよく使います。
このように使われる流木ですが、自分たちで探し出してきます。
永遠と続くこの砂浜から探し出してきます。
流木はたくさんあるのですが、その中でも使えるものはごく限られていて、選んで運ぶ作業はとても手間と時間がかかります。
また足元が砂のため探し回って歩くだけでかなりの体力を使い、真夏は日差しから守る場所もないので過酷です。
このように手間をかけて探しだす流木ですが
長い時間、海の中を漂っていたのでまさに同じ形は2つとありません。
いろんな形の流木を目にすると、もしかしたら遠い外国から流れついたのかな〜?とも想像してしまいますね。
この流木は木の枝や根っこの部分が時間をかけ、そのまま皮だけが剥がれた状態です。
海に長く浸かっていると、腐るのではないかと思うのですが、木は水に濡れると確かに腐ります。しかしそのためには一緒に酸素も必要です。
海に浸かっている部分は酸素がないため腐らず、また波によっていつもグルグルと回転しているので皮が剥がれ綺麗に残っているようです。
また海水の塩分が木を腐りにくくしていて、昔は貯木場(山から切り出した丸太を保存する場所)は港の中に作られていて木材を保存していたそうです。
ちょっとした工夫と、ひと手間かけてあげるだけでこのような素敵なインテリアになります。
AKITA では流木も販売しておりますので興味のある方は是非^_^