階段造作
2017/2/10
こんにちは大工の浅利です。
さて逗子の家では1階から2階へと続く階段の造作が始まりました。
まずささら桁(階段の段板を支える板)の加工です。電動丸ノコで切り落とした小口に手ガンナをかけていました。丁寧なお仕事です。
立派なささら桁が取り付けられました。そして段板の取り付けです。
段板が取り付けられる柱は化粧柱なので加工の際にも少しの狂いも許されません。丁寧に鑿で掘り崩していきます。
段板はこのように原寸を引き微調整をしながらはめ込んでいきます。
立派でそして美しい階段がもうすぐ完成です。
これまで幾度となく階段造作をしてきた矢口さんが(階段造作がはじまるとずーとシュミレーションしてるから寝てても夢に出てくるんだよ〜)と話していたのが印象的でした。
それほど考え仕事に取り組む大工さんの気迫と技術を僕たち若い大工は間近で見る事ができ技術の勉強をしていくのです。
楽居で建てる家がもっと素晴らしい家になるよう自分も日々勉強だと思います。