「木版画家の家」
閑静な住宅街の一角に佇む三角屋根の建物。
扉を開けると、ギャラリースペースが広がり、木版画家であるご主人の作品が並びます。
居住スペースには、古家具や小物をさりげなくとり入れたり、ご自身でつくったカーテンをしつらえたり、奥さまのセンスがあちこちに。
クリエイティブなご夫婦が、それぞれ自分らしく、丁寧に日々を重ねてゆく家です。

玄関ホールから広がるギャラリースペース
木版画家であるご主人が制作した見ごたえのある作品が並びます。

壁面を広く確保するため、窓は足元に。
やわらかい光をとり入れつつ、作品の焼けも防いでいます。

ギャラリー奥には和室スペース
窓越しに庭の緑が臨めます。

ご主人のアトリエ
大きな掃き出し窓は南庭に面していて、明るい光が差し込みます。
心地よいスペースで、制作もはかどりそうです。

よい季節には、濡れ縁デッキに腰かけて一呼吸。

２階リビングダイニング
天井高が高いため、空間が広く感じられます。

家事動線のよい独立キッチン
調理しながら、窓からの景色を楽しめるそう。
古家具店で購入した食器棚もぴったりと納まっています。

お気に入りのタイルでアレンジしたキッチンワゴン

木と土壁に囲まれた寝室

寝室からも、リビングダイニングからもアプローチしやすい水回り

タイル選びなど、細部にわたって奥さまのセンスと遊び心がちりばめられています。

寝室からロフトスペースへ

ロフトから見晴らしのいい汐見台へ

建物正面
三つ子の三角屋根が迎えてくれます。

季節ごとに違った表情を見せてくれるロックガーデン
お庭があることで外で過ごす時間が増えたり、ご近所の方から声をかけられたりと、交流のきっかけにもなっているそうです。