楽居の施工事例

小田原 O邸

[新築戸建]

主要駅からほど近い便利な立地に建つO邸。防火地域として指定され、使用する材料や構造など、さまざまな制限を受けた住宅です。
防火措置として設けられた基準を一つ一つクリアしながらも、木の家のよさが感じられる建物となるよう、内外部でいかに無垢の木材を使うかに挑戦した事例です。

防火地域での住宅ということで、外壁はガルバリウム仕上げ。
ダークグレーのガルバリウム鋼板と無垢の木材のコントラストが際立ちます。

屋根はシンプルな片流れ。
軒裏には、防火地域でも木を現しにできる仕様で、厚い無垢板を使っています。
跳ね出しのバルコニーには、亜鉛メッキの手摺を設置しました。

玄関土間とリビングは、同じタイルで仕上げました。
太陽光が当たる部分は、タイルが暖かくなり、床暖房のよう。
夏は陽が入らないので、ヒンヤリすごせるはずです。

室内も構造材は見せられないため、天井の梁は付け梁です。
あえて大きな掃き出し窓は設けず、片引きのサッシをTV台を挟んで設けています。

キッチンはセパレート。
コンロ側の壁は、一面タイル貼りとしました。

キッチンから。
道路に面して板塀を設けたため、ブラインドを上げていても外からの視線は気になりません。

大収納のパントリー。
ちょっとしたデスクワークもできるようになっています。

寝室のベッドフレームとサイドテーブルは楽居で製作しました。
既製品にはない寸法でピッタリおさめられるのは、オーダーならでは。

子供室は、将来2部屋に分けられるつくりとしました。
床は杉板ですが、1、2階ともに住まい手が塗装をしています。

小田原 O邸