土壁

2018/8/3

こんにちは大工の浅利です。

今日も危険な暑さですね。

 

各地で35度以上になると発令される高温注意報を呼びかける放送が流れています。

 

鵠沼の家も仕上げ段階に入ってきました。

 

今日は湯河原町の頑居堂にて、土壁に使う土の準備です。

 

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この土は岐阜県の多治見市から運ばれています。

藁などを混ぜ、発酵をさせたものです。

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発酵が進んでいるため、ミキサーで混ぜるとお味噌のようですね。

この状態では独特な匂いがしますが、乾燥すると気にならなくなります。また素手で触っていると肌がすべすべになるような気がするのは僕だけでしょうか?

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最後に刻んだ藁を加えます。

この藁が繋ぎの役目をします。また入れる量によって壁の表情が変わってきます。

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土壁がどの様な表情になるか楽しみですね!