大工の技術
2017/6/30
こんばんわ
大工の浅利です。
来週から天気も良くなり暑くなりそうですね。
梅雨明けでしょうか?
さて横須賀の家では
作業が順調に続いています。
大工の矢口さんが板張りをしているのですが3メートルの板を約400枚という凄い量です。
矢口さんの張った板張りを見るとまさに柱や梁に吸い付くように隙間が無くくっついています。
写真のように上に梁、横に柱、下に巾木、全て化粧材の中に板を張っていくので、大工さん用語で” 逃げが効かない”とても難しい作業ですが矢口さんは淡々と、スピーディに仕上げていきます。
この押し切り丸ノコをつかい切断します。
このときに綺麗に仕上げるための秘密が隠されています。
少しわかりづらいのですが切り口が少し斜めになるように調整して切断しています。
目に見える板の表になる面をより隙間なくくっつける技術です。
こういう細かな技術により綺麗に仕上がっていきます。