古民家改修工事

2017/4/19

こんにちは。昨日、今日と夏を感じさせる陽気になりました。今日は蚊の姿を見つけてしまいました。。はやいですよね。

さて只今楽居では腰越の家新築工事、横須賀の家新築工事、鎌倉では古民家の改修工事がはじまりました。

今回は不具合のある箇所、設備周りなどを既存のものを最大限活かした工事になります。

本日は庇の屋根板金の葺き替えに伴う解体及び下地づくりの作業を進めています。


桧丸太の垂木を使った腕木庇。長い年月で下がってしまった腕木(柱から横につきだしている材)をジャッキで上げて所定の位置にもどし、下がらないようにしていきます。後ほどしっかり補強します。


既存外壁は土壁と漆喰です。長いこと雨風に耐えてきた漆喰壁ですが、箇所により痛んで浮いてる所もあります。屋根に絡むようなので、必要に応じて丁寧に取り除きます。


こうして一つずつ確認しながら作業を進めていきますが、住まい手が安心できるよう作業の工程や現状の報告をしっかりできるよう、記録していくことも現場の大事な仕事ですね。


住まい手のニーズに応えられるよう、最大限既存のものを傷めずにまた最良な方法を導きだし作業を進めるため、大工や下職さんの知恵を出し合います!


明日には板金屋さんとともに現状を確認しながら作業を進めていきます。m(_ _)m

t.nagashima