刻み加工
2017/3/8
こんにちは大工の浅利です。
今日は楽居工房頑居堂から。
箱根の山々から吹く風がホント気持ちいいです。
今年も頑居堂のオカメ桜は綺麗に咲いてくれました。
さて頑居堂では逗子の家のデッキ材の手刻み加工が始まっていました。
楽居大工の田中が墨壺と墨さし(竹を薄く削ったもので墨をつけて線を引く)で墨付けをしていました。
真っ直ぐで細い墨線が木材に次々とひかれていきます。
手鋸でほぞ(片方の木材にあけた穴に差し込む仕口)を作っています。
手鋸が木材をひく時のリズミカルな音が加工場に響いていました。
この様に確かな技術で加工された材料が頑居堂から各現場へと運ばれていきます。
中国からの研修生のガクとガダンがノミ研ぎの練習です。
嬉しいですね!
技術を身につけ立派な大工になってほしいです。