ウッドデッキのメンテナンス

2017/2/19

こんにちは

先日春一番がふきましたね。

庭の木々も芽吹き始めています。

DSC_3187

 

楽居では、ウッドデッキの材料は杉の赤身(芯の部分)を使っています。

カリンやイペといった樹種も耐久性に優れていますが、

金額は杉の10倍以上と、材料コストがかかるため、

実は耐久性がとても高い杉の赤身を使用しています。

また、カリンなどに比べて、杉は柔らかく足あたりがよいので、

使っていても足が疲れる事がありません。

 

杉の場合、環境にもより、5年から10年程度で部分的に腐りがでたり、

材が痩せてきたりとメンテナンスが必要となります。

もちろんすべてを作り替える必要はなく、

必要なところだけに手を入れてあげることで、

その先また5年10年と使う事ができます。

 

メンテナンスフリーをうたった樹脂製のデッキ材なども売られていますが、

やっぱり本物の木の良さには敵いません。

もちろん、どこに価値を見い出すのかは、人それぞれですが、

愛着を持って、手をかけて、使っていってもらえれば、

作り手としてはとても嬉しいことです。

 

ここ最近、私が楽居に入ってすぐの頃にウッドデッキをつくった2軒が、

約7、8年目で、傷みがでてきたと、住まい手から連絡をいただきました。

もうそんなに経ったのかと感慨深い気持ちです。

 

これからも長く使ってもらえるように、

楽居の大工が責任を持ってしっかりメンテナンスに伺います。

 

 

写真は私の一番最初の現場だった稲村ケ崎のパン屋さん、リチャードのパンです。

 

14874749715351954560088

 

 

はやさき